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今日、園児本の完成形をみた!
まだ本にはなってないけど、超感激っす!!!
ありがとう!あおろさん!!!
やはりあなたは神ですvvv
かないませんよーwww
今日はひさびさーに駅中のパン屋でパン買って食った。
チェダーチーズはいい奴だvvv
チーズてこんなに美味しいのに、チーズが食えなかった小学生の自分を殴りにいきたいw
もったいない!www
まだ本にはなってないけど、超感激っす!!!
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<ひなまつり>
今日はひな祭り、親父が張り切って妹達に可愛らしい赤や黄色の着物を着せて、写真を撮りまくっている。
遊子は嬉しそうにはしゃいでいるし、夏梨はすこしうざったそうに、でもまんざらでもない様子で、カメラに向かって笑っている。
男のオレには全く関係のないイベント。
もちろんオレの足もとで折り紙で遊んでいる冬獅郎にも関係のないはずだったのだが。
親父は何を思ったか、冬獅郎にも着物を着せたいと言い出した。
『きっと似合うぞ!早速着付けしてもらおう!』
『おいおい…なにいってんだよ…こいつは男だぞ…』
『いーじゃんか一護!小さいうちは男も女も大してかわらん!こんなに可愛いんだからもったいないぞ』
『好きにすれば?』
興奮してまくしたてる親父に素っ気なく返事をし、冬獅郎に視線をやると、なにやら自分が話題になってることはわかるらしいが、なんの話かまでは理解していないようで、きょとんとしている。
そのまま、親父に連れられ、着付けに近所の着付けが出来るおばさんのところへ行ってしまった。
不安そうにオレを振り返ったので、ついて行ってやろうとおもったが、着付けなんて、いても邪魔になるだけだから、と思ってやめておいた。
リビングに出された大きなひな人形。
7段飾りで結構豪華だ。
オレの単語の節句の時は、確か親父が兜を手作りしてくれた……新聞紙で。
なんだかむかついてきたので、ひな人形に目を戻した。
まじまじ見てると結構不気味だなーなんて思いながらぼけーっとしていると、遊子がひなあられを持ってきてくれた。
小さい頃は特別なお菓子だと思って、妹達のお裾分けが嬉しかったものだが、今となってはただの甘いあられだった。
(あいつは大好きだろうけど…)
ぽりぽりあられを食いながら、再びぼうっとしていると、玄関が開く音がして続いて『ただいま!』という親父のやかましい声が聞こえてきた。
『おかえりなさい!おとうさん!』
『お!とーしろー!かわいーじゃんか!』
遊子と夏梨がぱたぱたと着物の袖を振りながら玄関へ出て行き、なにやら楽しげに騒ぎだした。
つづいて、小さな声が聞こえる。
『きついよお…くるしぃー』
どうやらほんとに着物を着せてもらったらしい。
妹の小さな頃の着物を着た冬獅郎に、オレはだいぶ興味はあったが、玄関まで出て行くのもなんだかがっついているようで嫌だったので、ぐっと我慢し、足を組み直して、何気ない顔であられを食う。
『いちごぉー』
すぐにとてとてとちいさな足音を立てて、冬獅郎が部屋に入ってきた。
『…!』
ヤバい…。
とんでもなくかわいい…。
さらわれちゃうくらい可愛い。
赤に黄色や青や白でたくさんの花が描かれた着物。
ピンクの帯には金色で刺繍がしてある。
髪飾りまでご丁寧につけられている。
慣れない着物で足がうまく運べないのか、いつも以上によたよたとおぼつかない足取りで歩いてくる。
『いちごー』
『と…冬獅郎!』
ふんぞり返っていられず、オレはすぐ立ち上がって冬獅郎の小さな手を取って、歩く手助けをしてやった。
『きついーきものー』
眉をよせて見上げてくる可愛らしい顔をなでていると、カメラを片手に親父が冬獅郎を呼ぶ声が聞こえた。
『おーい!写真とるぞー!』
すでに妹達はスタンバイしていて、後は冬獅郎が真ん中に座れば完璧なようだ。
『冬獅郎?いくか?』
『う…ん』
苦しそうに返事をして、ひな壇の前に向かおうとするが、またしてもよたよた歩く姿に、オレはなんだか哀れになって、冬獅郎を抱き上げて連れていくことにした。
だっこして、妹達の間に座らせてやる。
オレはまたリビングに戻って、カメラマンと化した親父と、そんな親父のアイドル達の見学をしていた。
さんざん撮りまくり、親父がようやく満足したのか、解放された子供達が戻ってきた。
冬獅郎はすっかりくたびれてしまったようだ。
いすに座らせてやったが、帯が苦しいのかきちんとすわれないでいる。
すぐに椅子から降りて、立ってうろうろしている。
立っていたほうが楽なのか。
『はい!冬獅郎くん!』
『なに?これ』
『あられだよ!おいしーんだよ!』
美味しいと聞いて、冬獅郎は早速あられを食べはじめた。
両手でつかんで食べる上、立ちっぱなしで食べているので、ぼろぼろこぼしながら。
更にはこぼしたあられを踏みつけて、粉状にすりつぶしてくれている。
何を行っても今は無駄なので、しばらくほっとくことにする。
『いちご!ジュース!』
『へいへい』
あられで口のなかが乾燥したらしい冬獅郎は。喉をけほけほ言わせながら、まだ食べている。
食い意地は半端じゃない。
両手が砂糖でべたべたなので、ストローで飲ませてやると美味しそうに飲んだが、腹が膨れたことによって、ますます着物が苦しくなったようだ。
『これ…ぬぐ…』
『だな…くるしいもんな』
『どうやってぬぐの?』
『さぁ…オレにもさっぱり』
あんまりにも可愛いので、逃せてしまうのはもったいなかったが、苦しいのはかわいそうだったし、先ほど親父がコレでもかと写真を撮っていたので、後はそれで我慢しよう。
とりあえず帯をはずした。
また出てきた細い帯を解く。
想像以上に重ねられていた着物を全部脱がすと、ようやく『ふー』と息を吐いて、冬獅郎は落ち着いたようだった。
脱ぎ散らかした着物はどう纏めていいかわからなかったので、部屋の隅に邪魔にならないように置いておいた。
後は親父が片付けてくれるだろう。
冬獅郎はパンツ一枚でジュースを飲んでいた。
『こら!ちゃんと服着てからだ!』
『やだ!』
開放感を味わっているらしい。
トレーナーを冬獅郎の頭からかぶせていると、トイレへ行っていた親父が戻ってきて、既に着物を脱いでしまったことにものすごくがっかりされたが、知ったことではない。
服を着せてから、冬獅郎の神がまだ結い上げられたままだったことにきづいたが、なんだかそんな姿が面白くて可愛かったので、風呂に入るまで放置しておくことにした。
全く、冬獅郎が大きくなって、今日の写真を見た日にはなんて思うだろうか…なんて先のことまで心配になる。
まてよ、もっと似合うくらい綺麗になっちゃってたら…。
我ながらいけない想像をしてしまい、自分の変態さに愕然とした。
オレはまだ高校生なのに…。
そんなことでオレが悩んでいるなんて、知りもしない冬獅郎は、手にたくさんのあられを握ってオレのところまで持ってきてくれた。
手を開いて、ちっちゃい手のひらにべったりくっついたあられを食えと差し出してくる。
まずはちゃんとしつけをしないと…。
やれやれ。
園児本の締め切りが近づき過ぎてヤバい!!!
春コミはもう一冊なのに!!!
必死にやってるのになんでこんなに遅いんだ自分…;;
3倍速とかで描きたいです…;;
春コミはもう一冊なのに!!!
必死にやってるのになんでこんなに遅いんだ自分…;;
3倍速とかで描きたいです…;;