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『はぁ…はぁ…くそっ!冬獅郎どこだよ!』
息を切らせながら走り回る一護。
冬獅郎の行きそうな所なんてほとんど思い当たらない。
いつも一護の家か、近くの公園くらいにしか行かない。
『まさかな…』
立ち止まって思いを巡らせる。
一度だけ二人で休みの日に行った大きな公園。
いつも行く公園とは反対側にあって、大きな道路を渡って行かなければならないので、面倒なのと、危ないから一度しか連れて行ってない。
冬獅郎はその公園の大きな噴水を、目がこぼれ落ちそうなくらい見開いてじーっとみていたり、近所の公園には無い遊具で元気に遊んだりしていた。
いつかまた連れて行こうと思ってだいぶ経ってしまった。
まさか冬獅郎一人であそこまで行けるとは思えないが…
でも大通りまで勢いで出てしまえば、大きい公園の入り口がすぐ見えるので、あり得ないことではない。
一護は迷わず大通りに向かって走りだした。
(ちゃんと横断歩道渡れただろうな…!)
そう言えば近くに歩道橋もあった、それを登ったかもしれない。
小さい体で危なっかしく階段を上り下りする姿が目に浮かんで、一護は走るスピードを上げた。
ほどなくして大通りにでた一護は信号が赤なのを目の端にとらえると、迷わず歩道橋へ向かう。
道路から公園を隠すように植えられた木々に舌打ちをし、入り口まで走った。
まだ昼前ということもあり、公園はがらんとしていた。
犬の散歩をしている老人と何やら絵描き風の青年の姿が確認出来るくらいだ。
公園の入り口からすぐ近くに子供達の遊ぶ遊具が多く設置されており噴水もここにある、奥には小さな池や、散歩コースなんかも人々の憩いの場を目的として作られている。
一護はまず遊具の周りを探しまわる。
『冬獅郎!冬獅郎ーーー!!!』
姿が見えないのを確認すると、一護は公園の奥へと走る。
池の周りにはたくさんのベンチが設置されており、今は誰もいない……
…と思ったのだが、
「ぽちゃんっ」
と水音が聞こえた。
その音がした方へ目を向けると、一護からは裏側しか見えないベンチがある。
「ぽちゃんっ』
ベンチから何かが飛んで行き、池へ落ちているようだ。
一護はそのベンチにそっと近づくと上から覗いてみた。
『冬獅郎…』
『…!』
冬獅郎はベンチに座り、横にはどこから集めてきたのか小さい石ころがたくさんおいてあって。
どうあらそれを池に投げ込んでいたらしい。
『いち…ご…』
一護の姿を目にして、途端に問冬獅郎の顔が歪む。
『ふ…ぇぇ…』
泥の着いた小さな両手を顔に持って行って、泣き出してしまった。
よく見れば履いていたくつしたも片方無いし、かろうじて履いているもう片方も破れたり、泥で汚れまくっている。
『あぁ!冬獅郎!そんな手で目こすっちゃだめだ!』
一護は慌てて冬獅郎を抱き寄せて顔から手を離す。
着けていたエプロンでとりあえず手をごしごし拭いてやった。
その間もずっと冬獅郎は泣き続けていて、手を自由にしてやると一護にしがみついて
きた。
『いちごぉ…!』
『冬獅郎…』
とりあえず一護は好きなだけ泣かせてやることにした。
泣きわめいている子供には何を行っても聞いてくれないから…
背中をぽんぽん叩きながら、一護はベンチに座り冬獅郎を膝に乗せて抱きしめた。
『…ぅ…ひっく…ひぃっく』
少し落ち着いてきたようだ。
エプロンは涙と鼻水でべたべたになってしまった。冬獅郎相手では日常茶飯事だ。
一護はポケットからティッシュを出してまず冬獅郎の鼻を拭いてやって、次に涙を拭ってやった。
『冬獅郎?大丈夫か?』
出来るだけ優しく声をかける。
頭をなでながら囁くように言ってやると、冬獅郎は頭を一護の胸に擦り寄せてきた。
『冬獅郎…ちゃぁんとお話してくれるか?』
『……いちご…おこる?』
『怒らないから…何あったか教えてくれるか?』
冬獅郎は一護の顔をしばらくじっと見つめて、考えるように視線を彷徨わせていたが、さっきあんなに泣いたのにまたしてもおっきな目にたくさんの涙がたまってきた。
『…っ…だって…だってね』
『ん?…どうしたんだ?』
一護のエプロンをぎゅうっと握りしめながらた冬獅郎はたどたどしく話し始めた。
続くー……
で、ザンプの人気投票でつよ…。
とりあえず、チビちゃんはある意味予想通りとしてwww
グリ嬢も予想内だとか、一護はとりあえず安心していい一とか、石田頑張ったなとか
そんなことより、桃だろう…いや…いいんだけども、桃好きだし。
ってゆうより、ある程度予想できる10位までより、それ以下が知りたいのはあたしだけか?www
菊池桃子の娘にダメ出しされてる(髪型で)二宮君はどうなのかwww
髪切った方がカコいいよ!!!でもあたしは相葉くんが好きだがな!!!
コメントをくださった方へ
ヘタレですが頑張ります。すいません…なんか趣味丸出しで…。
息を切らせながら走り回る一護。
冬獅郎の行きそうな所なんてほとんど思い当たらない。
いつも一護の家か、近くの公園くらいにしか行かない。
『まさかな…』
立ち止まって思いを巡らせる。
一度だけ二人で休みの日に行った大きな公園。
いつも行く公園とは反対側にあって、大きな道路を渡って行かなければならないので、面倒なのと、危ないから一度しか連れて行ってない。
冬獅郎はその公園の大きな噴水を、目がこぼれ落ちそうなくらい見開いてじーっとみていたり、近所の公園には無い遊具で元気に遊んだりしていた。
いつかまた連れて行こうと思ってだいぶ経ってしまった。
まさか冬獅郎一人であそこまで行けるとは思えないが…
でも大通りまで勢いで出てしまえば、大きい公園の入り口がすぐ見えるので、あり得ないことではない。
一護は迷わず大通りに向かって走りだした。
(ちゃんと横断歩道渡れただろうな…!)
そう言えば近くに歩道橋もあった、それを登ったかもしれない。
小さい体で危なっかしく階段を上り下りする姿が目に浮かんで、一護は走るスピードを上げた。
ほどなくして大通りにでた一護は信号が赤なのを目の端にとらえると、迷わず歩道橋へ向かう。
道路から公園を隠すように植えられた木々に舌打ちをし、入り口まで走った。
まだ昼前ということもあり、公園はがらんとしていた。
犬の散歩をしている老人と何やら絵描き風の青年の姿が確認出来るくらいだ。
公園の入り口からすぐ近くに子供達の遊ぶ遊具が多く設置されており噴水もここにある、奥には小さな池や、散歩コースなんかも人々の憩いの場を目的として作られている。
一護はまず遊具の周りを探しまわる。
『冬獅郎!冬獅郎ーーー!!!』
姿が見えないのを確認すると、一護は公園の奥へと走る。
池の周りにはたくさんのベンチが設置されており、今は誰もいない……
…と思ったのだが、
「ぽちゃんっ」
と水音が聞こえた。
その音がした方へ目を向けると、一護からは裏側しか見えないベンチがある。
「ぽちゃんっ』
ベンチから何かが飛んで行き、池へ落ちているようだ。
一護はそのベンチにそっと近づくと上から覗いてみた。
『冬獅郎…』
『…!』
冬獅郎はベンチに座り、横にはどこから集めてきたのか小さい石ころがたくさんおいてあって。
どうあらそれを池に投げ込んでいたらしい。
『いち…ご…』
一護の姿を目にして、途端に問冬獅郎の顔が歪む。
『ふ…ぇぇ…』
泥の着いた小さな両手を顔に持って行って、泣き出してしまった。
よく見れば履いていたくつしたも片方無いし、かろうじて履いているもう片方も破れたり、泥で汚れまくっている。
『あぁ!冬獅郎!そんな手で目こすっちゃだめだ!』
一護は慌てて冬獅郎を抱き寄せて顔から手を離す。
着けていたエプロンでとりあえず手をごしごし拭いてやった。
その間もずっと冬獅郎は泣き続けていて、手を自由にしてやると一護にしがみついて
きた。
『いちごぉ…!』
『冬獅郎…』
とりあえず一護は好きなだけ泣かせてやることにした。
泣きわめいている子供には何を行っても聞いてくれないから…
背中をぽんぽん叩きながら、一護はベンチに座り冬獅郎を膝に乗せて抱きしめた。
『…ぅ…ひっく…ひぃっく』
少し落ち着いてきたようだ。
エプロンは涙と鼻水でべたべたになってしまった。冬獅郎相手では日常茶飯事だ。
一護はポケットからティッシュを出してまず冬獅郎の鼻を拭いてやって、次に涙を拭ってやった。
『冬獅郎?大丈夫か?』
出来るだけ優しく声をかける。
頭をなでながら囁くように言ってやると、冬獅郎は頭を一護の胸に擦り寄せてきた。
『冬獅郎…ちゃぁんとお話してくれるか?』
『……いちご…おこる?』
『怒らないから…何あったか教えてくれるか?』
冬獅郎は一護の顔をしばらくじっと見つめて、考えるように視線を彷徨わせていたが、さっきあんなに泣いたのにまたしてもおっきな目にたくさんの涙がたまってきた。
『…っ…だって…だってね』
『ん?…どうしたんだ?』
一護のエプロンをぎゅうっと握りしめながらた冬獅郎はたどたどしく話し始めた。
続くー……
で、ザンプの人気投票でつよ…。
とりあえず、チビちゃんはある意味予想通りとしてwww
グリ嬢も予想内だとか、一護はとりあえず安心していい一とか、石田頑張ったなとか
そんなことより、桃だろう…いや…いいんだけども、桃好きだし。
ってゆうより、ある程度予想できる10位までより、それ以下が知りたいのはあたしだけか?www
菊池桃子の娘にダメ出しされてる(髪型で)二宮君はどうなのかwww
髪切った方がカコいいよ!!!でもあたしは相葉くんが好きだがな!!!
コメントをくださった方へ
ヘタレですが頑張ります。すいません…なんか趣味丸出しで…。
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