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『どうしたんだ?怖い夢でも見たのかぁ?』

椅子から立ち上がって相変わらずタオルケットをくしゃくしゃに丸めて抱きしめている
冬獅郎に近づく

『ほら 今日は寒いんだからちゃんと布団かぶって…』
『……』

寝癖でぴんぴんはねている柔らかい冬獅郎の髪を梳いてやりながら抱き寄せた
冬獅郎はオレの着ているセーターをきゅっと掴んで可愛い頭を擦り寄せてきた

(かわいーなー……じゃねぇ…)

『さ 寝なきゃ このままじゃ寒いだろ?』

言いながら冬獅郎の小さな身体を横にしてやろうとすると

『やだぁ…! いちごも…!』

そう言ってオレの服を掴む力が強くなる
ぎゅっと目をつぶって更に顔をオレの胸へ押し付けてきて

『お…おい どうしたんだよ?オレまだ宿題あとちょっと残ってんだ
先に寝てろよ?な?』

優しく問いかけるが 冬獅郎は黙って顔を埋めたままふるふると頭を
左右に振った
怖い夢でも見たんだろうな…と思いつつ しばらく小さな頭や背中をなでてやっていたが このままでは冬獅郎が冷えてしまうし オレの宿題も進まない…
かといって 大きくてこぼれ落ちそうなきれいな瞳で不安そうに見上げてくる
冬獅郎を『寝ろ』なんて突き放せるはずもなく…

『怖い夢 見たのか?』
『…ぅん』
『そっか…』
『もぅ…寝ない…』
『それは駄目だろ?明日遊べなくなっちまうぞ?』
『…だって……またおばけが……』

おばけの夢見たのか…
先週あまりにも冬獅郎が言うことを聞かなくて
ちょうどテレビに映ったアニメのユーレイをオレは指差して

『冬獅郎!言うこと聞かないとあいつが来てお前を食べちゃうんだからな!』

と脅かしてやったのだが…
冬獅郎ときたら

『あんなのうそだもん!あんなやついないもん!いちごのうそつき!』

なんてわめいて
ちっちゃな可愛い手であかんべーをしてオレに追っかけ回されてた
逃げ回る冬獅郎を追っかけて 捕まえて

『捕まえたぞ!冬獅郎!』
『うぎゃ!じゃあ こんどはいちごがにげてー!』

鬼ごっこじゃねーよ…
と呟きつつも楽しそうに走り回っている冬獅郎を見ていたら なんだかどうでも良くなって来て 終いにはなんで怒ってたのかまでオレは忘れてしまった

あんとき冬獅郎は強がっていただけで 実はちゃんと脅かされていてくれたらしい
やれやれ…なんて可愛い…くそぉ…

そんなことを思い出していると

『いちご…?』

黙り込んでいるオレに不安になったのか冬獅郎が顔を上げて首を傾げる

『ん…あぁごめん じゃあオレも一緒に寝るからちゃんと冬獅郎も寝よう?』
『ほんと…?』
『おう じゃあオレ机片付けて着替えるからちょっと待っててな?』
『うん!』

不安そうだった冬獅郎の顔が少し明るくなった
それにオレは微笑んで 一瞬目の前の小さな身体ををぎゅっと抱きしめ おでこにキスして
冷えるといけないから冬獅郎が抱えていたタオルケットを背中からかけてやった

しゃーない 宿題は明日の昼休みにでもやるか…
幸い英語は午後からだ

バタバタ片付けを済ませ急いで着替える

『おまたせ!』

嬉しそうにタオルケット巻きになった冬獅郎がオレが入れる様に少し後ずさってくれる
本当に可愛い生き物だ…と改めて確認してから
オレは布団を整え冬獅郎を抱えつつベッドに潜りこんだ
さっきまでこいつが寝ていたので布団がじんわり暖かくて
なんだか嬉しくなったオレは思わずにっこり微笑む
つられたのか冬獅郎まで微笑んだ

たまらなくなってオレは桜色のふかふかのほっぺにキスをして頬ずりしてから自分の腕にすっぽり収まったあったかくて愛らしい子供を抱きしめた

『いちご…くすぐったいよぉ…』
『だってお前あったけーんだもん』
『いちごもあったかいー』
『もう寝れるか?電気消すぞ?』

途端にまたしても可愛らしい眉を寄せてしまって

『う…ん おばけ…でない?』
『ばーか 出たってオレがいるからへーきだろ?』
『うん!へーき』
『よしじゃあ寝よう』

枕元のリモコンで電気を消して
うっすら外の明かりがカーテンの隙間から入ってくるだけの暗闇

やっぱりまだ怖いのかオレにしっかりしがみついてくる

『大丈夫だよ』

そっと囁いてやって 背中を軽くぽんぽんと叩く

『ぅん』

やっと安心したのか 暖まったからなのかすぐに冬獅郎は寝息を立て始めた
オレも今日は授業でマラソンがあったから 程よく身体が疲れていてすぐに
眠りに落ちた

冬獅郎が今度は楽しい夢を見られるように祈りながら








兄弟ってゆうかね そういうのも萌えなんですね
とにかく甘やかす一護と甘やかされるチビが好きなんですね
チビしか甘やかさない一護と一護にしか甘えないチビね


今日はみずのさんと舞浜デートでした
別にインパはしてませんがw
ピアリで映画観て(おい…@2桁達成…)
ご飯食べて お茶して

ピアリ内のカフェでお茶しようとメニュー看板を覗いたら
『いちごの片思い』ってゆー食いもんと
『いちごにいちころ』ってゆーのみもんがあってwww
いや…ふつーに萌えでしたがwww
あたしもみずのさんも『片思い』ネタが割と好きだったりするので
ぎゃーぎゃーvvv言いつつ萌えトーク炸裂vvv

『いちごの片思い』は昼食ったばっかだったので持ち帰りにして
『いちごにいちころ』はあたしが注文
イチゴミルクにマシュマロが浮かんでてホイップトッピングのいてやん好みのドリンクでした
レジで『いちご』の発音に苦労しました←あたしだけじゃないよね

マジでクアアイナで昼食ったのを後悔しましたとも

みずのさんのご飯の食べ方がとってもキレイで
自分がとってもダメな大人なんだな…といつも思うよ

すいませんどうやったらご飯キレイに(こぼさず残さず)食べれるんですか?
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