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一日遅れで春コミおつでした!
昨日一日イベントやらなんやらでどたばたし。夜家に帰りつく頃に久々にとんでもねー貧血に襲われ、ばったり倒れてました…。
今日かろうじて仕事には行ったものの午後出勤でほんとによかた。
15時間とか寝ましたが、まだ頭ぼーっとしてます…。
さて、昨日は春コミってことで、先週オンリーがあったばかりですがやっぱイベントはたのしーので、朝からテンションは高かったのですが、荷物ですよ荷物。
先週日本橋から搬入した荷物。
開けて並べようとしたら、本が数十冊折れてた;;
角がめきっと。
梱包の仕方が悪かったかと思いましたが、背表紙がめきっといってたのですよ。
慌てて段ボールを見ると側面の角が見事につぶれてた跡が…。
速攻で宅配業者に問い合わせ。
折り返しを待つも昼過ぎまで待たされ、なんだかそわそわしてしまいイベントどころでは…。
回に来てくださった方には痛んでない本をお渡し出来ましたが、それでもせつない…。
やっと連絡が来ましたが、電話対応が悪くてさすがにキレました。
『そこビッグサイトですよね。うちの人間たくさんいるんで、誰か捕まえて痛んだ本見せてやってください』
…てめえで手配しろ…。
手配していただいて、本を回収しにきたおじさんに見てもらい、痛んだ本とr段ボールを持ってかれました。
新しい段ボール貰いましたが、気に入ってた印刷所の段ボールをもってかれてちょっとさみしい。
あとはずーっと電話攻撃をくらいまして…。
『示談書をおくるから何か値段の証明を…』
あれ?買い取り決定なの?
値札しか無いのですが…というと
仕方ないですね的な感じで『じゃあ値札送ってください』と。
なんか対応してるうちにどんどん悲しくなりました…よー…。
買いとってもらっても嬉しくも何ともないんですって!
ていうかその本どうすんの!
捨てちゃうんですか!(泣)
晒されるんですか(泣)
だったら渡さなきゃいいんですが…。
でも、いくらなんでもお金貰って日仕事してるのにあの扱いはねーよ…。
ひとうひとつが愛のこもった自分の作った本なのに…。
みずのさんを始め、お隣の沢村さんやみずのさんのお友達、そしてハナ、しみこに励まされ立ち直りました。
みんな優しいよう…><
お菓子とかいっぱい貰って気分よくなる単純な脳みそ。
でも『黒胡椒チョコ』は爆弾だったですwww
じゃりじゃりしてて、後味が胡椒まんま。
つらいwww
そのチョコをくれたお姉様はとてもダンディズムあふれ、私の大量の本の詰まった持ち上がらない段ボールを軽くひょいと方に乗せ、宅配便の場所まで運んでくれました。
段ボールを持ち上げたとき『惚れるなよ!』といわれましたが、マジで惚れました。
搬出してる間にあたしのスペースのゴミを据えて片付けてくれていたみずのさんにも惚れました。
ほれっぽいですか。
そうですか。
本当にありがとうございましたv
そして、一緒に東ホールの旅に行ったにも関わらず、業者と電話ばかりしてしまってご迷惑をかけた沢村さんごめんなさ…い…。
みずのさんのイチヒツと沢村さんのキツネヒツにめちゃくちゃ癒されましたv
たまらんー!!!
イチヒツばんざい!!!
イベントの跡は悪友ハナとしみことハナのバースデイパーティをしつつ(その模様はリンクしてるハナちゃんのサイトからwww)
ご飯も食べつつエキサイトオタ話!(の途中も業者からの電話攻撃www)
あまりにも話が盛り上がりすぎて、しみこの帰りのバスを待たせる所業…ごめんなさい…。
さらにハナとお茶しつつ甘いものを食べる…。
後から気づいたが、食べ過ぎて胃の周り筋肉痛。
んで今日は仕事で昨日搬出した荷物は夜遅くに受け取ったのですが。が。
昨日の今日であり得ん話ですが、受け取った段ボールの側面に5センチ四方の穴…。
あの…ちょ…中身見えてますが?
本の背表紙見えちゃってますけど???
っておい!!!
またか!!!
幸い中身は無事でしたが、さすがに昨日の今日でへこみますね…。
いつもうちに配達してくれるおにいさんはとても親切で大好きなのですが、だんだんその会社に対して信用なくなるなあ…。
宅配の荷物はあまり良い扱いを受けてないのは知ってますが、あの穴はどこにどうぶつけたらああなるのかと…。
なんだか、最近身の回りがトラブルだらけですが、そんな事には負けずに生きて行きますよ!
次の本ももう作り始めなきゃね!!!
にゃんこ!にゃんこ日番谷!!!
がんばるぞ!
という訳で、昨日スペースに来てくださった方、遊んでくださった方、差し入れその他もろもろ…本当にありがとうございました!!!
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『ま…松本…!』
『乱菊さん!』
話に夢中になっていたオレ達の前に、豊満な胸を揺らしながら腰に手を当て、
にこやかに微笑んでいるのは松本乱菊。
かくれんぼで、隠れていた子供を見つけた鬼のように楽しそうな笑みを浮かべてはいるが、その目は真剣だった、
『隊長!ささ!諦めて戻ってください。みんなお待ちかねですよ?』
『誰が戻るか!』
『そんな事言わないでくださいよう!後は隊長が来てくれればパーティ始められるのに…』
『じゃあパーティなんてすんな』
『もう!ずっとここにいる気ですか?』
『明日になったら戻ってやる』
『もーう』
この二人の言い争いには慣れっこだし、いつも乱菊さの応援をする事が多かったオレだが、今日ばかりは冬獅郎の肩を持たねばならない。
『あの…乱菊さん。冬獅郎今日オレんちのパーティにでるって話が…』
『一護はだまってて』
『…はい…』
乱菊さんも本気だ。
まあ、冬獅郎の話の内容からすれば、あっちでは今か今かとおひなさまの登場を待ち構えているだろうから、ここはなんとしても連れて帰りたいだろう。
だが、冬獅郎はいやがっているし、オレもいやだ。
『誰か適当なヤツにおひなさまやらせればいいだろう!』
『隊長よりかわいい子なんていませんもん!』
『かわいいて言うな!』
『かわいいものはかわいいんですから!ほらー時間もなくなっちゃいますよー』
『うるせえ!ぜってー戻らねえ!』
冬獅郎は腕を組み、乱菊さんを睨みつけている。
それを困ったように見下ろす乱菊さん。
『んもー…どうしよう…あいつらから貰ったお金でいいお酒買っちゃったのよねー…』
そういうことか…。
『てめえ…自分の上司を金で売るなよ…』
『あらいやだ!聞こえてました?』
『てめえの独り言はいつもでかいんだよ』
『とにかくそーゆーことですから!』
『い・や・だ!』
『隊長ー…』
とうとう冬獅郎は乱菊さんのシカトし始めた。
まあ…気持ちはわかる…。
だが、このままでは乱菊さんもかわいそうだ。
手ぶらで帰ったら待っているみんなががっかりするのは目に見えている。
この為にカメラを新調した奴らも多いと聞く。
やれやれ…冬獅郎の人気はすごいもんだ…。
『冬獅郎…少しだけ行ってやったらどうだ?』
『は?』
『オレもついて行くからさ…』
『なに言ってんだお前…』
『いや…乱菊さんもこのまま戻れないだろーしさ…なんかまあ…みんなお前を待ってるんだろ?お前は嫌かもしんねーけどさ、すぐ終わらせて後はこっちくれば…』
『さっすが一護!隊長ー、みんなもう待ちくたびれてますよ?一護もああ言ってることですし』
『……』
『夜にはこっちもどれば…』
『ばか!!!!!』
『と、冬獅郎?』
『隊長!』
いきなり叫んだ冬獅郎は、オレ達が呼び止めるのも聞かず窓から出て行ってしまった。
『ど…どうしたんだ冬獅郎…』
『どうしましょう…またにげられちゃったわ…』
開け放たれた窓を見つめたまま、オレと乱菊さんはしばし放心していた。
冬獅郎はおひなさまをやることを、心底いやがっているようだった。
冬獅郎をかくまうと言ったオレが、死神達の味方をしたと思ったのだろうか…。
オレだってそんな危ないところに冬獅郎を戻すのは嫌だが、乱菊さんや純粋に雛祭りを楽しみにしているであろう死神たちがすこしかわいそうだと思って言っただけで…。
オレが一緒に行けばいざというとき冬獅郎を護れるし…。
だが、今度はオレまでもが冬獅郎を完全に怒らせてしまった。
でも、先程出て行った冬獅郎は怒っているというより、少し傷ついたような顔をしているように見えたのは気のせいだろうか…。
とにかく、こうなったら他の死神より先に冬獅郎をみつけなければ… 冬獅郎が…いや、冬獅郎を見つけた鮪が見が危ない。
この街に氷像がいくつも出来てしまう。
『とにかくオレは冬獅郎を探して連れて行きますから、乱菊さんは先に戻っててください』
『…うーん…しかたないわね…じゃあよろしく』
一人部屋にもこされたオレは、冬獅郎を探すべく集中してみるがもともと霊圧をたどるのは苦手だし、きっと冬獅郎は霊圧を完全に消しているだろう。
『何処にいるんだ…あいつ…』
尸魂界に戻ったとは考えにくいから、きっとまだこの辺にいるだろう。
オレは留守をコンに頼むと、冬獅郎と同じように自室も窓からとびだした。
『乱菊さん!』
話に夢中になっていたオレ達の前に、豊満な胸を揺らしながら腰に手を当て、
にこやかに微笑んでいるのは松本乱菊。
かくれんぼで、隠れていた子供を見つけた鬼のように楽しそうな笑みを浮かべてはいるが、その目は真剣だった、
『隊長!ささ!諦めて戻ってください。みんなお待ちかねですよ?』
『誰が戻るか!』
『そんな事言わないでくださいよう!後は隊長が来てくれればパーティ始められるのに…』
『じゃあパーティなんてすんな』
『もう!ずっとここにいる気ですか?』
『明日になったら戻ってやる』
『もーう』
この二人の言い争いには慣れっこだし、いつも乱菊さの応援をする事が多かったオレだが、今日ばかりは冬獅郎の肩を持たねばならない。
『あの…乱菊さん。冬獅郎今日オレんちのパーティにでるって話が…』
『一護はだまってて』
『…はい…』
乱菊さんも本気だ。
まあ、冬獅郎の話の内容からすれば、あっちでは今か今かとおひなさまの登場を待ち構えているだろうから、ここはなんとしても連れて帰りたいだろう。
だが、冬獅郎はいやがっているし、オレもいやだ。
『誰か適当なヤツにおひなさまやらせればいいだろう!』
『隊長よりかわいい子なんていませんもん!』
『かわいいて言うな!』
『かわいいものはかわいいんですから!ほらー時間もなくなっちゃいますよー』
『うるせえ!ぜってー戻らねえ!』
冬獅郎は腕を組み、乱菊さんを睨みつけている。
それを困ったように見下ろす乱菊さん。
『んもー…どうしよう…あいつらから貰ったお金でいいお酒買っちゃったのよねー…』
そういうことか…。
『てめえ…自分の上司を金で売るなよ…』
『あらいやだ!聞こえてました?』
『てめえの独り言はいつもでかいんだよ』
『とにかくそーゆーことですから!』
『い・や・だ!』
『隊長ー…』
とうとう冬獅郎は乱菊さんのシカトし始めた。
まあ…気持ちはわかる…。
だが、このままでは乱菊さんもかわいそうだ。
手ぶらで帰ったら待っているみんなががっかりするのは目に見えている。
この為にカメラを新調した奴らも多いと聞く。
やれやれ…冬獅郎の人気はすごいもんだ…。
『冬獅郎…少しだけ行ってやったらどうだ?』
『は?』
『オレもついて行くからさ…』
『なに言ってんだお前…』
『いや…乱菊さんもこのまま戻れないだろーしさ…なんかまあ…みんなお前を待ってるんだろ?お前は嫌かもしんねーけどさ、すぐ終わらせて後はこっちくれば…』
『さっすが一護!隊長ー、みんなもう待ちくたびれてますよ?一護もああ言ってることですし』
『……』
『夜にはこっちもどれば…』
『ばか!!!!!』
『と、冬獅郎?』
『隊長!』
いきなり叫んだ冬獅郎は、オレ達が呼び止めるのも聞かず窓から出て行ってしまった。
『ど…どうしたんだ冬獅郎…』
『どうしましょう…またにげられちゃったわ…』
開け放たれた窓を見つめたまま、オレと乱菊さんはしばし放心していた。
冬獅郎はおひなさまをやることを、心底いやがっているようだった。
冬獅郎をかくまうと言ったオレが、死神達の味方をしたと思ったのだろうか…。
オレだってそんな危ないところに冬獅郎を戻すのは嫌だが、乱菊さんや純粋に雛祭りを楽しみにしているであろう死神たちがすこしかわいそうだと思って言っただけで…。
オレが一緒に行けばいざというとき冬獅郎を護れるし…。
だが、今度はオレまでもが冬獅郎を完全に怒らせてしまった。
でも、先程出て行った冬獅郎は怒っているというより、少し傷ついたような顔をしているように見えたのは気のせいだろうか…。
とにかく、こうなったら他の死神より先に冬獅郎をみつけなければ… 冬獅郎が…いや、冬獅郎を見つけた鮪が見が危ない。
この街に氷像がいくつも出来てしまう。
『とにかくオレは冬獅郎を探して連れて行きますから、乱菊さんは先に戻っててください』
『…うーん…しかたないわね…じゃあよろしく』
一人部屋にもこされたオレは、冬獅郎を探すべく集中してみるがもともと霊圧をたどるのは苦手だし、きっと冬獅郎は霊圧を完全に消しているだろう。
『何処にいるんだ…あいつ…』
尸魂界に戻ったとは考えにくいから、きっとまだこの辺にいるだろう。
オレは留守をコンに頼むと、冬獅郎と同じように自室も窓からとびだした。
ブリパおつでした!
すっげ楽しかったですー!
朝、両隣の沢村さんとみずのさんがちこくすると連絡があったときは泣きそうでしたがwww
でもお二人とも無事来られてよかったですvvv
みずのさんとか、一日で本つくってくるとか神www
しかし、同じく朝無事に新刊が届いていたときはほっとしましたが、かえってから中身シダベタら、誤字だらけ、抜けてるとこだらけ…オレ死んだらいい…(泣)
やっぱ期間的にムリはいけない……;;
イベントは例大祭とは違いwあったかくてまったりしてて、いい雰囲気でしたvvv
知り合いの肩から本もいただけて、しやわせすぎて死ねるvvv
いや、読むまではしなないけど。
差し入れもありがとうございましたv
そして、スペースにお立ち寄りいただいて本を購入してくださった方々も、本当にありがとうございましたvvv
日番谷さんが乙女ですいっませんでした…。
帰りは例大祭終わったあおろさんと合流!
短い時間なのになんだあの濃ゆい時間www
相変わらずのあおろさんのすっ飛ばしっぷりに、腹よじれましたから。
5月はブリチに帰ってくるということで、今から楽しみでなりませんvvv
そして、一日一緒に遊んでくれたみずのさんとご飯食べて帰りましたv
久々のイベントとアフターを満喫しまっくりで、今もう瞼閉じそうですwww
オンリー終わっちゃって寂しいけど、来週は春コミだー!!!
なんかペライ本とか作れたらいいなあ!
本当に今日一日オンリーおつでした。
主催者様、協賛者様、みなさまありがとうございました。
『おい!黒崎!かくまえ!』
『あ?ど、どーした!冬獅郎?』
窓枠が飛んで行くんじゃないかと思うほど勢いよく開けられた窓。
開け放たれた窓の外には、肩で大きく息をする冬獅郎。
その顔は少々青ざめ、恐怖映画でも観たあとの様だ。
オレの質問に答えるのももどかしそうに、慌てた様子で部屋へと飛び込んで来る。
突然の冬獅郎の訪問には驚きはしたが、嬉しさが勝る。
だが、尋常でない冬獅郎の様子に、オレは先程と同じ台詞しか出てこない。
『どーしたんだ?冬獅郎』
『……』
まだ息の整わない冬獅郎は、オレの部屋の床に踞るように座り、『ぜってーやんねー…』とか『あいつらアホか…』などとぶつぶつつぶやいている。
仕方がないので、オレはとりあえず冬獅郎が落ちつくまで待つ事にした。
キッチンへと向かい、温かいお茶をいれてお菓子をもって部屋に戻ると少し落ち着いたらしい冬獅郎はベッドに腰掛け、ぐったりとうなだれていた。
『なんだよ…何かあったのか?そんあ疲れた顔して…』
『あ…ああ…』
『ん?』
『実は……』
話し出した冬獅郎の邪魔にならないように、そっと床に盆を置く。
湯気があがるお茶に冬獅郎の視線が行ったのを確認すると、小さな手にマグカップを渡してやる。
それを両手でもった冬獅郎は、一口お茶を飲むと『ふう』とため息を着いた。
『今日…雛祭り…だろ?』
『ああ…そーだけど。うちも夜はおひなさまパーティだってよ。妹がいるからな』
『女の死神の集まりがあるのを知ってるか?』
『あ?ああ…女性死神協会?だっけか?』
『ああ』
なんでも女性死神協会とやらは、今年の雛祭りに豪華なひな人形を飾ろうと前々から計画をたてていたらしい。
それは、名のある人形師に頼む訳でも、高価で大きなひな人形を買う訳でもなく、等身大且つ本物のおひな様をやる、と言い出したらしい。
桃の節句、女の子のお祭りである為女性は参加せず、男性の死神を集めてお内裏様から五人囃子、更にはおひな様までをコスプレさせようと言うのだ。
女性死神協会のあのメンツにかかれば、男性なんてひとたまりもない。
あっという間に拉致され、着替えさせられ、気がついたら雛壇に縛道で縛り付けられているらしい。
…聞いただけでぞっとする…。
そして、もちろんおひな様も男性から選ばなくてはならない。
おひな様は雛祭りの主役であるから、その辺の男性死神では女性死神達が納得する訳もなく、白羽の矢が立ったのが冬獅郎というわけだ。
…たしかに小さくてかわいいし、お化粧して着物を着せたら…と、オレの妄想が先を急ぐ…。
『それで、逃げて来たってのか…』
『あいつら…ものすごい勢いで追いかけてくるし…捕まったらおひな様っていうか…殺される…』
『殺されるって……』
それはさすがに無いだろうと思ったが、マグカップを握る冬獅郎の手が小さく震えているのを見て、もしかしたら本当かも知れないと思い始めた…。
『でも…まあ…今日一日だろ?さっさと着物着て、なんだ…その写真とか撮って終わらしちまえばいーじゃねーか…』
『やだ』
『…あっそ』
『…お前だって嫌だろ?こんなの』
『まーな…好き勝手いじくられるのはさすがにな…』
冬獅郎は手にしたお茶を一気に飲み干し、先程よりも大きなため息をつくとマグカップをもてあそび始めた。
『なんだよ…どした?』
『ん…最初はな…そんなバカな企画誰が…って思ったんだけど、なんか…男連中もだんだん乗り気になってきやがって、楽しそうに遊んでやがんだよ…仕事もしねえで…』
『そーなんか…?』
世の男性は割と女装が好きなヤツが多いという話は聞いてはいたが、滅多に着ることのない衣装などをきて、テンションがおかしな方向に折ってしまったのだろうか。
オレは絶対嫌だけど…お内裏様ならありか?…などと考えていると、冬獅郎が先を続けた。
『あまりのアホさにぶっ壊してやろうかと思ったんだが、じじいまで楽しそうに眺めてやがるし…あまりにもしつこいからちょっと着替えて、すぐに終わらせてやろうか…とも考えたんだが…』
『お?』
おお…冬獅郎のおひな様…。
『その…なんだ…お内裏様が…』
『あ、そーいや、お内裏様は誰だったんだ?』
『…それが、結構その役は人気だったんだ、で、くじ引きできめたらしいんだが』
『うん?』
『…って別に誰だっていいんだよ!そこじゃねえ!』
『おお…スマン…っていうか、じゃあなんだよ』
話の途中でいきなりキレ出した冬師郎に、おれは少々驚きつつも何がそんなにいやなのかわからず、首をひねる。
『…なんだか…オレがおひな様で雛壇に座ってるい間、くじ引きで決めた順番で代わる代わる…』
『ちょっと待て…順番て…くじで一人を決めたんじゃなかったのか?』
『それが違うんだ…その…何が嬉しいんだか…オレの横に座りたい奇特な奴らがくじ引きして、喧嘩になって…建物一つ吹っ飛ばしたり…とか…』
そこまで話して、冬獅冬は『はぁぁ…』と盛大にため息をつく。
そうか…やつら、冬獅郎のおとなりに座りたくてそんな企画に参加したってわけか…。冬獅郎の隣…。
オレの冬獅郎の…。
だんだんハラが立って来た。
普段は隊長である冬獅郎のすぐ側に座るなんて事そうそう出来やしない。
だが、この「おひな様企画」ならどうどうと隣にすわれるばかりか、うっかり触ったり、お姫様だっこしたがる奴らが出て来るかもしれない。
冬獅郎は自分がどれだけ人気が高いか自覚がない。
純粋に『かわいい』とか『かっこいい』とか、そういう目線で見る女性よりも男性は数倍危ない目で見るだろう…。
かくいうオレもそんな男の一人…なのだが…。
聞けばお内裏様をやるには金も取られるらしい。
さすがは女性死神協会…。
いやいや、そんな事はどうでもいい。
始めはそんなのさっさと終わらせてしまえとおもった オレだったが、話を聞いているうちに冬獅郎の身の危険をひしひしと感じていた。
『じゃあ…今日はオレんち泊まってけよ?オレの家族と一緒にパーティに参加してれば、無理矢理連れてったりはしないだろ?』
『ああ…助かる』
ほっとしたように目線をあげる冬獅郎。
相変わらずかわいい…。
この…オレのかわいらしい冬獅郎を他の奴らになんて絶対に渡すものか…。
そうと決まれば、家族に一人分料理を増やしてもらうように伝えねば…と腰をうかしかけた瞬間。
『あー!いたいた!!!』
良く聞き覚えのある、冬獅郎の副官の明るい声が部屋に響く。
続く…
『あ?ど、どーした!冬獅郎?』
窓枠が飛んで行くんじゃないかと思うほど勢いよく開けられた窓。
開け放たれた窓の外には、肩で大きく息をする冬獅郎。
その顔は少々青ざめ、恐怖映画でも観たあとの様だ。
オレの質問に答えるのももどかしそうに、慌てた様子で部屋へと飛び込んで来る。
突然の冬獅郎の訪問には驚きはしたが、嬉しさが勝る。
だが、尋常でない冬獅郎の様子に、オレは先程と同じ台詞しか出てこない。
『どーしたんだ?冬獅郎』
『……』
まだ息の整わない冬獅郎は、オレの部屋の床に踞るように座り、『ぜってーやんねー…』とか『あいつらアホか…』などとぶつぶつつぶやいている。
仕方がないので、オレはとりあえず冬獅郎が落ちつくまで待つ事にした。
キッチンへと向かい、温かいお茶をいれてお菓子をもって部屋に戻ると少し落ち着いたらしい冬獅郎はベッドに腰掛け、ぐったりとうなだれていた。
『なんだよ…何かあったのか?そんあ疲れた顔して…』
『あ…ああ…』
『ん?』
『実は……』
話し出した冬獅郎の邪魔にならないように、そっと床に盆を置く。
湯気があがるお茶に冬獅郎の視線が行ったのを確認すると、小さな手にマグカップを渡してやる。
それを両手でもった冬獅郎は、一口お茶を飲むと『ふう』とため息を着いた。
『今日…雛祭り…だろ?』
『ああ…そーだけど。うちも夜はおひなさまパーティだってよ。妹がいるからな』
『女の死神の集まりがあるのを知ってるか?』
『あ?ああ…女性死神協会?だっけか?』
『ああ』
なんでも女性死神協会とやらは、今年の雛祭りに豪華なひな人形を飾ろうと前々から計画をたてていたらしい。
それは、名のある人形師に頼む訳でも、高価で大きなひな人形を買う訳でもなく、等身大且つ本物のおひな様をやる、と言い出したらしい。
桃の節句、女の子のお祭りである為女性は参加せず、男性の死神を集めてお内裏様から五人囃子、更にはおひな様までをコスプレさせようと言うのだ。
女性死神協会のあのメンツにかかれば、男性なんてひとたまりもない。
あっという間に拉致され、着替えさせられ、気がついたら雛壇に縛道で縛り付けられているらしい。
…聞いただけでぞっとする…。
そして、もちろんおひな様も男性から選ばなくてはならない。
おひな様は雛祭りの主役であるから、その辺の男性死神では女性死神達が納得する訳もなく、白羽の矢が立ったのが冬獅郎というわけだ。
…たしかに小さくてかわいいし、お化粧して着物を着せたら…と、オレの妄想が先を急ぐ…。
『それで、逃げて来たってのか…』
『あいつら…ものすごい勢いで追いかけてくるし…捕まったらおひな様っていうか…殺される…』
『殺されるって……』
それはさすがに無いだろうと思ったが、マグカップを握る冬獅郎の手が小さく震えているのを見て、もしかしたら本当かも知れないと思い始めた…。
『でも…まあ…今日一日だろ?さっさと着物着て、なんだ…その写真とか撮って終わらしちまえばいーじゃねーか…』
『やだ』
『…あっそ』
『…お前だって嫌だろ?こんなの』
『まーな…好き勝手いじくられるのはさすがにな…』
冬獅郎は手にしたお茶を一気に飲み干し、先程よりも大きなため息をつくとマグカップをもてあそび始めた。
『なんだよ…どした?』
『ん…最初はな…そんなバカな企画誰が…って思ったんだけど、なんか…男連中もだんだん乗り気になってきやがって、楽しそうに遊んでやがんだよ…仕事もしねえで…』
『そーなんか…?』
世の男性は割と女装が好きなヤツが多いという話は聞いてはいたが、滅多に着ることのない衣装などをきて、テンションがおかしな方向に折ってしまったのだろうか。
オレは絶対嫌だけど…お内裏様ならありか?…などと考えていると、冬獅郎が先を続けた。
『あまりのアホさにぶっ壊してやろうかと思ったんだが、じじいまで楽しそうに眺めてやがるし…あまりにもしつこいからちょっと着替えて、すぐに終わらせてやろうか…とも考えたんだが…』
『お?』
おお…冬獅郎のおひな様…。
『その…なんだ…お内裏様が…』
『あ、そーいや、お内裏様は誰だったんだ?』
『…それが、結構その役は人気だったんだ、で、くじ引きできめたらしいんだが』
『うん?』
『…って別に誰だっていいんだよ!そこじゃねえ!』
『おお…スマン…っていうか、じゃあなんだよ』
話の途中でいきなりキレ出した冬師郎に、おれは少々驚きつつも何がそんなにいやなのかわからず、首をひねる。
『…なんだか…オレがおひな様で雛壇に座ってるい間、くじ引きで決めた順番で代わる代わる…』
『ちょっと待て…順番て…くじで一人を決めたんじゃなかったのか?』
『それが違うんだ…その…何が嬉しいんだか…オレの横に座りたい奇特な奴らがくじ引きして、喧嘩になって…建物一つ吹っ飛ばしたり…とか…』
そこまで話して、冬獅冬は『はぁぁ…』と盛大にため息をつく。
そうか…やつら、冬獅郎のおとなりに座りたくてそんな企画に参加したってわけか…。冬獅郎の隣…。
オレの冬獅郎の…。
だんだんハラが立って来た。
普段は隊長である冬獅郎のすぐ側に座るなんて事そうそう出来やしない。
だが、この「おひな様企画」ならどうどうと隣にすわれるばかりか、うっかり触ったり、お姫様だっこしたがる奴らが出て来るかもしれない。
冬獅郎は自分がどれだけ人気が高いか自覚がない。
純粋に『かわいい』とか『かっこいい』とか、そういう目線で見る女性よりも男性は数倍危ない目で見るだろう…。
かくいうオレもそんな男の一人…なのだが…。
聞けばお内裏様をやるには金も取られるらしい。
さすがは女性死神協会…。
いやいや、そんな事はどうでもいい。
始めはそんなのさっさと終わらせてしまえとおもった オレだったが、話を聞いているうちに冬獅郎の身の危険をひしひしと感じていた。
『じゃあ…今日はオレんち泊まってけよ?オレの家族と一緒にパーティに参加してれば、無理矢理連れてったりはしないだろ?』
『ああ…助かる』
ほっとしたように目線をあげる冬獅郎。
相変わらずかわいい…。
この…オレのかわいらしい冬獅郎を他の奴らになんて絶対に渡すものか…。
そうと決まれば、家族に一人分料理を増やしてもらうように伝えねば…と腰をうかしかけた瞬間。
『あー!いたいた!!!』
良く聞き覚えのある、冬獅郎の副官の明るい声が部屋に響く。
続く…