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全裸日番谷描こうとして、その前に知り合いのサイトをちょっと見に…と思って、見てたら、あおろさんが全裸日番谷描いてて、無駄なシンクロにわろたwww

服着せようかと思ったけど、潔くやめてみた。

ってわけで、風邪です…。
ヤバいです。
明日も仕事なのに…。
っていうか、明後日から大阪なのに…。
今日、ペーパーの漫画描こう!と思っていたのですが、あまりの風邪のひどさに諦め、じゃあイラストでも…とおもい真下が、ぐったりしてしまってなかなか進まず、結局何が描きたいんだかわからないエロ絵になってたり。
ぐちゃぐちゃのひどい有様のイラストですが、ペーパーにしてしまえという強行。

風邪のせいで喉が乾き、いつもは健康にきを使って豆乳系のものを飲んだりしているのですが(豆乳嫌いなんですがね)あまりの乾きに今日はだーいすきなアールグレイにして、店のメニューにはホットしか無いので、グラスにてんこもりの氷入れて、アールグレイ注いでごくごく飲みました。
しやわせvvv
この世でアールグレイが一番好きだー!!!
いや…コカコかな?
いやいや、アールグレイだろ!
アールグレイの風呂に入って、アールグレイの匂いでいっぱいの幸せ空間を作りたい。

私は匂いフェチw

アールグレイと地下鉄の匂いをこよなく愛する変人。
渋谷駅の地下5階に住みたいです。



<おとしだま>

冬獅郎が4つになって初めてお年玉というものを貰う事ができた。
まぁ、それまでは貰ってもよくわからないし、お金よりもお菓子を貰った方が本人も嬉しそうだったし。
冬獅郎は親父から渡されたキャラクターものの小さな紙袋を不思議そうに見ていたが、中を開けてみてお金が入っているのに気づき、困ったようにオレをみあげた。

『いちご…』
『よかったな冬獅郎!お!千円ももらったんか!』
『おかね…』
『なんでも好きなもん買えばいいじゃんか!お菓子でもおもちゃでも』
『う…ん』

お金の使い方がまだわからない冬獅郎。
小さな眉を寄せて、手元の千円札をじっと見つめている。

『おまえ…なんか欲しいもん無いのか?』
『ある!』
『だったらそれ買えばいいじゃないか』
『いちごといく!』
『いいぞ、じゃあ後で行こうな』

どうやら冬獅郎が欲しいのは、テレビCMでやっていたおもちゃ。
バイキンマンの喋るおもちゃ。
「アンパンマンやっつけてやるー」
とか
「バイバイキーン!」
とか、頭をたたくとお決まりのフレーズを喋るというもの。
プラスチックで出来ていて、冬獅郎の頭より大きいサイズ。
もしかしたら、千円では変えないかもしれないが、そこは初売りセールに賭ける。
足りなければオレが負担してやればいい話か。
オレはオレで、親父からありがたい事にきちんとお年玉を貰う事が出来ていた。
その中から多少出してもかまわない。
ついでに欲しかったCDをごっそり買ってこようと考え、冬獅郎に負けずうきうきして来た。

早速出かけたオレ達はおもちゃ屋へと向かった。
さすがに正月初売り。
ものすごい子供の数だった。
振り回されている親は、既にうんざり顔。
欲しいものを買ってもらえず大泣きしている子。
買うものも決めず、見本のおもちゃで遊び倒す子。
大きな箱を抱えて嬉しそうな子。

そんな子供達を横目に、オレは冬獅郎がほしがっているバイキンマンを探し視線をさまよわせた。
棚の一角にアンパンマンコーナー。

『冬獅郎、アンパンマンあったぞ』
『バイキンマンがほしーんだ!』
『あ…そ』

どうやら男の子はバイキンマンが好きらしい。
オレはどうだったかな。

棚の隅から隅まで探したが、探し物は見つからない。
棚は所々がごっそり空いているところがあって、もしかしたら売り切れかもしれない。

『ないな…』
『…』
『ちょっと聞いてみよう』

店の人に確認をしたら、やはり売り切れ。
次回入荷は未定。
どうやらCM効果で人気が高いのか、アンパンマンの敵役だから、生産量が少ないのか…。
ま、どちらにしろ今日は諦めるしか無い。

『仕方ないな…今日は帰ろう…』
『やだ!かうんだ!オレのおとしだまでかうんだ!』

始まった。
その場にしゃがんで動かない。

『そんなことしたって無いもんはないんだよ…』
『やだ!かう!』
『わがまま言うなよ…』
『きょうほしい!いまほしい!』
『…お前…いい加減に…』

怒りかけたオレだが、冬獅郎のちっちゃな手に握られたポチ袋を見てしまったら、その後が続かなかった。
初めて貰ったお年玉。
初めて自分のお金で欲しいものが買える嬉しさ。

オレは初めて自分のお年玉で買ったおもちゃの事を思い出していた。
何を買ったかは忘れてしまったが、レジで母親に抱えられ、店員に自分でお金を渡した時。
おつりを貰ったとき。
おもちゃの入った紙袋を受け取った時。
昔の嬉しかった出来事の一つ。

そんなことを思い出してしまったものだから、だだをこねる冬獅郎に対して怒るタイミングを失ってしまった。
黙ってしまったオレを冬獅郎が不思議そうに見つめて来る。

『いちご?』
『ああ…なんでもねーよ、じゃあ…もひとつ向こうのおもちゃ屋とかデパート探してみるか?』
『おう!』

すっくと立ち上がった冬獅郎、お年玉を両手でしっかりと持った姿がとても可愛らしい。
落としてなくさないように注意しなくては。

『冬獅郎、それちゃんとバッグにしまうんだ』
『…ん』
『よし』

きちんと肩からかけたポシェットにお年玉をしまい、オレと冬獅ろうは店を出た。

次の店で見つかるように祈りながら…。


つづく

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