一護おめでっと！

くああああ！なんでこう毎年この追い込み時期に誕生日とかwww

仕方ない！仕方ないけど！

今年は会社帰りにケーキを買うことも出来ず、コンビニのロールケーキになっちまったじゃないか！
入稿したらちゃんとお祝いするから！
許せ一護…。

きっと日番谷くんも仕事でいそがしいよ！中間報告時期だよきっと！
今日のところはセルフで祝っておいてくれ！

『もしもし』
『冬獅郎！冬獅郎か？』

『ああ…耳元で騒ぐな…うるせえだろ…』
『だ…だって…冬獅郎から電話なんて…珍しいていうか…いやびっくり…』
『じゃあな…』
『うわわわ！ごめん！』
『ふう…』
『んで、なんだよ、どうかしたのか？』
『いや…』
『どうした、歯切れ悪いな…なんかあったか？まさかお前怪我とか病気とか…？』
『いや違うんだが…はあ…』
『なんだよ…ため息なんて…』
『お前…まあいいか…黒崎ってやつはそういうやつだったな』
『ん？オレ？』

『いいか今日は７月１５日だろう』
『ん？そっか…ああ…来週から夏休みだもんな』
『知らん…そんな現世の休みのことなんて』
『ああ…で？』
『お前…』
『なんだよ』
『誕生日だろう？今日はお前の』
『え？え？………ああ！！！！！』

『やれやれ…』
『わりぃ…そっか…そうだった…そんで遊子達がそわそわしてたのか…』
『そういうことだ』
『あれ？ってことは、まさか冬獅郎その為に電話くれたんか？』
『ああ…そうだ』
『うわー…すっげーうれしい！』
『そうか、それは良かった。本当ならばそちらに行って祝ってやりたいところだが…あいにく』
『仕事あんだろ？いいって無理すんな。だけどよ、今月か来月に連休とかとれねえの？』
『…どうだか…松本に聞いてくれ。アイツの仕事具合だからな』
『よっし、じゃあ乱菊さんにお願いしておくか』

『なんだ、どこかに行きたいのか？』
『うん…まあお前となら何処でもいいんだけど』
『…』
『考えておくよ』
『ああ…』

『そか…そーかそーか…』
『なんだ？気持ち悪いな』
『いや、まさか冬獅郎が誕生日に電話なんて…』
『うるさい…切るぞ』
『ちょっと待てって！おい！』
『…大声を出すな…』

『あの…ありがとな、冬獅郎』
『あ……あ…ああ…』
『すげーうれしい』
『そりゃ良かったな』
『初めて誕生日がこんなに嬉しいと思った』
『…』
『ありがとう』
『…プ、プレゼントは後から送ってやる』
『いいって』
『それから…その…』
『ん？』
『…一護…誕生日おめでと…』
『…ありがとう、冬獅郎』

『またな』
『ああ、また』


ふえええええ…こんなんしかかけなかった！

さーせん！原稿に戻ります…あううう